ふたりの部屋
【お題:相性抜群・温かさに満ちた将来・鍵のかからない部屋】【時間:ー】◆◆◆会社の仕事を定時で終えて、コンビニで煙草と焼き肉弁当をふたつ買ってから帰宅すると、陸はいつのようにリビングでノートパソコンに向かいあっていた。「おかえりショウタ」陸…
即興小説BL,同棲
頼もしい背中
【お題:『ガラスのハート』『心のときめき』『捻じ込んだ』】【時間:ー】◆◆◆昔から僕はオロオロしているせいかイジメの対象にされやすかった。友達の些細な冗談も真に受けてしまい、必要以上に傷ついたり落ち込んだりすることが多かった。「コウはガラス…
即興小説BL,年の差
3年目の告白
【お題:三年目の告白】【時間:ー】◆◆◆「うおぉ、まじ緊張してきた、やっぱやめようかな」俺は、田嶋とともに旧校舎へと続く渡り廊下を歩いていた。体育館ではたった今卒業式が終わったばかりだ。俺たちは今日、この中学校を卒業する。中学校最後の日に、…
即興小説BL,学生
新しい扉
【お題:『名刺』『責任』『変態』】【時間:ー】◆◆◆「〇〇商事 加藤と申します」商談のためにやって来た会社で、滅茶苦茶好みの男に出会った。加藤という男とは、今までメールでのやり取りはあったが、こうして顔を見るのは初めてだった。清潔感のある髪…
即興小説BL,社会人
海の底
【お題:「暗い海の底で」「抱き合いながら」「キスをした」】【時間:ー】◆◆◆「そこまでだ」背後から低い男の声が聞こえた。振り返ると見覚えのある顔だった。白銀の髪。切れ長の目。真夜中の船上デッキ。客船の乗客のほとんどは寝息をたてている時間だ。…
即興小説BL,ハードボイルド,洋物
いいじゃん、どうせ誰もいないんだからさ
【お題:『ゆとり』『乳』『留守』】【時間:ー】◆◆◆「ったく、この部屋暑すぎね?」机に突っ伏した状態のシンヤはそう言って、目線だけ俺に向けた。俺の背には窓があるので、シンヤは少しまぶしそうに目を細めた。俺の部屋には西日がガンガンに差し込んで…
即興小説BL